『ふたりのママから、きみたちへ』『レズビアン的結婚生活』刊行記念トークイベント第三弾のご案内です。
社会学者の上野千鶴子先生と、臨床心理士の信田さよ子先生と対談させていただきます。
私は上野先生のご著書に、本当に大きな影響を受けています。今の日本社会で女性として生きるということ。レズビアンとして発信していくこと。フェミニズムの「ふぇ」の字も知らなかった私ですが今では上野先生のご著書を愛読しています。
よりみちパン!セウェブ連載中に上野先生のゼミに参加させていただき、そこで「家族の中の呼称問題」についてお聞きして考えたことが、発売中の『ふたりのママから、きみたちへ』にもしっかり生かされています。
「墓守娘」に衝撃を受けて以来、信田先生のご著書はほとんど拝読しています。先日お伺いしたシンポジウムでは「多様性を受け入れることがネグレクト社会を変えていく鍵になるのではないか」と、セクシュアル・マイノリティについてもお話ししてくださり、本当に嬉しかったです。
尊敬する両先生をお招きして、新しい「家族」のかたち、日本社会、結婚、女性、そしてLGBTについてお話しさせていただけるなんて、本当に本当に光栄に思っています。
会場は私が大好きな書店、「青山ブックセンター本店」です。平日の夜ではございますが、ぜひぜひ会場にお越しくださいませ。
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『ふたりのママから、きみたちへ』『レズビアン的結婚生活』(イースト・プレス)刊行記念
東小雪 × 増原裕子 × 上野千鶴子 × 信田さよ子 トークイベント「新しい「家族」のかたちを問う—日本社会とLGBT」
2013年3月、東京ディズニーリゾート史上初の同性結婚式を挙げ、国内外に大きな話題を提供した東小雪と増原裕子のレズビアン・カップル。今年2014年1月に同時刊行された共著—-それぞれの思春期から出会い、家族や周囲との軋轢を含めた結婚までのいきさつを描いたコミック・エッセイ『レズビアン的結婚生活』、将来訪れるはずのふたりの子どもに向けての書簡と、「LGBT」という存在に寄せられた若者からの問いのかずかずに対する明解な答えとで構成された『ふたりのママから、きみたちへ』(「よりみちパン!セ」)—は、刊行後、新聞・雑誌の書評、TV、TWITTERでの紹介や話題の拡散などにより、大きな反響を呼んでいます。
本イベントは、駆け出しのLGBTアクティビティストでもある東/増原両氏が深く敬愛し、あらゆるシーンで精神的な支柱としてきた上野千鶴子・信田さよ子氏を果敢にもお招きし、女性の生き方に抜本的な転換をもたらした両大先輩の胸をお借りしつつ、「家族」の新しいかたちの可能性と限界とを真摯に考えていこうと試みる、きわめて刺激的なトークセッションとなりましょう。みなさま、ぜひともご参加ください。
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日 付:2014年4月1日(火)
時 間:19:00〜20:30(開場18:30)
場 所:青山ブックセンター本店 大教室
料 金:1,620円
フェミニズムが大好きで真剣に学びながらも、ひろこさんと同性婚したいと願う私の矛盾。
私自身「墓守娘」で、それなのに子どもを持ちたいと思う私の矛盾。
トークではそれらを、率直にお話しさせていただければと思っています。
詳細/お申し込みはこちらから。どうぞお早めにお申し込みくださいませ。
http://www.aoyamabc.jp/event/newfamily/