今日はオススメの本をご紹介したいと思います。
『アイデアは地球を救う。
希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン』
ソーシャルデザイン会議実行委員会
社会を変えたり、よりよい社会をつくることは、
政治家や大企業、「特別な人」だけができること、
というわけではありません。
「わたし」の身近な困りごとから、社会をよりよい方向へすすめていくことが、
これからはきっとできます。
私はLGBTアクティビストとして、レズビアンの立場から活動していますが、LGBT関連の問題のみが例え全て解決されたとしても、そこには一定の意味しかありません。
私はレズビアンであること以外にも、
いろんな属性を持つ社会の一員だからです。
自分だけ幸せ・・・ということは、ありえないと思うのです。
私のブログは、きっとセクシュアル・マイノリティとして生きづらさを抱える方がたくさん読んでくださっていると思います。
私は、今の社会で、マイノリティとして生きざるを得なくて、「困ること」にたくさんぶつかってきました。
そしてそれは、
「私が少数派だから仕方がないことだ」と、ずっと思い込んできました。
自分を弱者にして我慢し続けることは、同じ属性を持つだれかに、
我慢し続けねばならないと伝えることにもなります。
現代の社会には、解決したい「困りごと」がたくさんあります。
そしてそれは「仕方がないこと」ではありません。
環境のこと、貧困のこと、教育のこと、LGBTのこと、障害者のこと・・・
「わたし」の困りごとから、社会を変えられたら・・・?
そんなアイデアが満載の一冊です。
これからのソーシャルデザインとは、どんなことでしょう?
今、「わたし」に、何ができるでしょう?
☆☆☆
こちらの私のブログにも、アマゾンの検索窓がついています。
http://koyuki-higashi.tumblr.com/search2
アマゾンでお買い物をなさる際、こちらの検索窓から入っていただくと、売り上げの一部がLGBT支援活動のために使われます。
(ちなみに本以外のお買い物でもOKです。)
ご協力をよろしくお願いします。