児童養護施設で暮らす、中学生、高校生の皆さんに、多様性についてお話ししてきました。
今回は、講演だけでなく、その後のワークショップにも参加させていただき、私の方がなんだか力をもらったり癒されたりして帰ってきました。
「結婚してもしなくてもいいけど、将来パートナーができたら、自分自身もその人も大事にしたい」
「自分の意見も相手の個性も尊重したい」
そんなふうに語ってくれる姿を見て、すごいなぁと感心していました。
本当に、知る機会がなければ、例えば「オカマ、キモい」などと、簡単に言ってしまう年頃だと思います。私たちの世代は、残念ながらそうでした。
ところが私が一生懸命、「世の中にはいろんな人がいて、人と違っていてよくて、数が少なくても、おかしくないし、ダメじゃない」
とお話しすると、深く理解してくれます。
LGBTについて子どもに教えてもいいのか?と聞かれることがあります。
ゲイやレズビアンというと、何故か過剰に性的な想像をする人がいますが、これは生き方、人権の話です。
世の中にはいろんな人がいて、みんな違ってみんないい、あなたはありのまま生きていい、大切な存在ですと伝える事はとても大切なことです。
これからますます変化が激しい不確実な社会になっていく中で、自分を肯定し他者を受け入れていく力は、きっと未来を生き抜く力になると思います。
私自身、この春からコロナでリモートワークが続いていたので、皆さんに会えて力をもらってきました。
もちろんリモート参加で元気なお顔を見せてくれた人たちもいてとてもうれしかったです。
ぜひまた皆さんにお会いしたいと思います!
一般社団法人 わたしのみらい
https://watashinomirai.amebaownd.com
会場での講演も、オンライン研修等もお受けしています。お申し込み、お問い合わせはこちら https://t.co/fwtDQ5yZg1