28歳になりました。
今、自分にかけてあげたい言葉は、「よくここまで、生き延びてきたね。」でしょうか。
私は10代・20代前半、ものすごい「生きづらさ」を抱えていました。
摂食障害、リストカット、OD、、、
それらがあったから辛かった・生きづらかったのではなく、
「生きづらさがあったから、そうしないでは生きられなくて、辛かった」のです。
LGBT支援活動をしていく中で、「生きづらさ」を抱える若いセクシュアル・マイノリティの人に、たくさん出会います。
私は専門家ではないし、私にできることなんてなにもないのではないか。
そんなふうに考えることもあります。
それでも、私が言えることは、
「あのとき、死んでしまわなくてよかった」
と、今は本気で思っているということです。
必ず、生き延びてよかったと言える日が来ます。
今はとてもそんな風に思えなくても、どうか、死なないでほしい。
できれば、自分を傷つけないでほしい。
私は今、リストカットなしに/さまざまなアディクションなしに、
生き続けています。
生き延びるには、別の方法があることに、
別の方法を選択してもいいということに、気づいてほしい。
私はもう、「だれにも気づかれずに泣いている小さな女の子」ではありません。
私を助けてくれた、「成熟した大人」のようになれるように、
私も、一歩一歩、進んでいきたいと思います。