国立新美術館で開催中の『ジャコメッティ展』に行ってきました。
この展示、本当に本当に楽しみにしていたので、やっと行けました!!!
針金のような細いかたち、変わった彫刻、痩せた犬…
ジャコメッティの彫刻は、そんなイメージでした。
が!!!
まるで動いているかのように見えるのです。踊っているように見える作品もあります。
私が過去にバレエをやっていたので、特にかもしれません。ジャコメッティの彫刻は、まるでダンスしているようだと感じました。
刻々と移り変わっていく空のように、いつまでもいつまでも、眺めていたくなります。静止している彫刻なのに!
国立新美術館での展示は、非常に見やすく、わかりやすく、初心者の方にもオススメです。
「…ジツゾンシュギってなに?」と思っていても楽しめます。
ただし!エントランスは弱冷房ですが、展示室内はめっちゃ寒いです!
絵画の保存のために温湿度管理されているのですが、、、
真夏日が続いている東京。ノースリーブなどの薄い格好で行った私は、後半の展示が寒くて楽しめないほど冷えてしまいました…。(ロッカーにカーディガンを預けてしまったのです涙)
展示室内に入られる前に、くれぐれも冷房対策をしてください!
また、音声ガイドもとても充実しているので、入り口で借りるのがオススメです。
ちなみに現在、ロンドンのテートモダンでもジャコメッティ展が開催されています。
http://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/giacometti
わあ。。。サイトがお洒落すぎ事件ですねぇ…。すごい。
ただし、サイトも展示もキャプションが全て英語なので、日本語で解説が読める方が私は楽しめます。
美術館には他言語対応をぜひしてほしいですし、一刻も早く、スマホをかざしたらキャプションが母語で読める!ようになってほしいと思います。(音声ガイドも)
ジャコメッティの彫刻は、ぜひ家に飾りたいと思う作品です。家に庭があったりしたら、庭に置きたい感じもしますねぇ。
本当に素敵です。
ジャコメッティは、スイス生まれで、パリで活躍した彫刻家。日本でこれだけの作品が見られる機会は貴重だと思います。
ぜひ美術館で本物をご覧になってみてください。
国立新美術館『ジャコメッティ展』
http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/