人生で一番影響を受けた本を一冊選んでください」などと言われると、身構えてしまいます。ちょっとカッコつけたい気持ちもあって、なかなか答えられません…。
しかし、私は下記の本に、本当に大きな影響を受けたことが、わかりました。
この本を、私は数年前に活字で読み、今日のfebeのセールで再び、今度は音声で聴いた本です。
当時読んで、
とても面白かった!
という印象はあったのですが、そんなにこと細かに記憶していたわけではありませんでした。
しかし、今、聞き返してみると、驚くほど私の思考に影響していました。
本を読んで必死に勉強した、というような記憶はまったくないのですが、「なるほど、本当にそうだなぁ」「ちきりんさんはすごいなぁ」などと、読書して、ぼんやりと感心していたら、いつの間にか身についていて、その後人生で大きな選択をするとき(してきたとき)のことを思い返すと、この本に書いてあるような思考法をしており、本当に驚きました。
どんな本を読むか、が重要なのは、時間を費やすからだけではなく、知らず知らずのうちに、それが身に付いてしまうからだと思いました。
もちろん、この本はとても役に立ちました。
20代の半ばで読んで、30代になってみて、これまでを振り返ってみて、よくわかりました。
よく「読むだけ〜」などというふれこみの本がありますが(この本は違います)、そう言ったキャッチコピーも、まったくの誇大広告とも言えない気がしてきました。
「ゆるく」というテーマとタイトルですが、多くに人にとってかなりシビアな内容だと、私は思います。
今日ならfebeで800円で買えるので、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。