印象的な書影を見てから気になっていた小説、『82年生まれ、キム・ジヨン』を読了しました。本当に! 本当に! 素晴らしい小説でした。
「フェミニズム小説」とも評される本作品。ちょうど私と同世代の女性たちの苦悩を見事に描いています。
最後は背筋がゾッとする終わり方で、私たちの社会に強く問題提起しています。描かれ方、小説としての構成が本当に素晴らしかった。
「次の世代には連鎖させたくない」という思いを新たにしてくれる、でもそれでいて、「女性として生きるとはどういうことか」を突きつけられる、複雑な一冊です。
ぜひお読みください。
82年生まれ、キム・ジヨン (単行本) https://www.amazon.co.jp/dp/4480832114/ref=cm_sw_r_cp_api_i_XDIoCbTMK02R2